宣材(profile)と履歴書の違い_オーディション通過_2017年の抱負

魅力ある宣材づくりでPRする
【第5回】
Shooting Starと一緒に考えてみよう!


照明・舞台イメージ (6)

「スターオーディション」への多数のご応募をありがとうございます!
担当者が応募書類を受け取って先ず見るところ、
そしてなにに注目するかなど、大切な宣材作りについて
今回は書きたいと思います。
Shooting Starと一緒に考えてみよう!
【第1回】【第2回】【第3回】【第4回】

宣材(profile)作りは面談よりも難しい大切な「出逢い」を次に繋げるチャンス

Shooting Starでは、ご存じのとおり
1次審査の書類選考では全員合格としています。
これには大変重要な意味があります。
【第4回】でも書いた通り、「出逢い」の「可能性」を
ひとつでも多く作りたいからです。
最近「オーディション」のWEB登録制が多く
弊社も取り扱っているのですが、
残念なことに宣材写真がとても雑なことに気づきます。
Shooting Starが1次審査ではなく面談を優先する
プロダクションだから、お逢いして実物の方がいいな
と気づけることが本当に多いです。
「実は2年前に撮りました」という方もいて驚愕しました。
他社へも書類は送ったけれど返事がない、
とおっしゃるので納得してしまいました。

あなたは履歴書と宣材(profile)の違いを
どう考えていますか?

履歴書の写真の添付は1個所ですね。
でも宣材では2枚添付することができて、
よりあなたの印象を伝えPRに役立てることができる
とても大切なアイテムなんです。
しかし、宣材写真であなたの魅力を表現することは、
面談で自己PRするより実は大変困難です。
何故なら、写真だけではわからないものまでも
そこに表現しなければならないからです。
「このイメージならこんなことをやらせてみたい」
そう思わせることが大切だからです。

いちがいに何が1番いいか、なんて正解はありません。
でも、少なくとも自分がどう思われたいかを
相手に伝わるような写真が必要だと思いませんか。
担当者が1番最初に見るのは写真なのですから。

▶▶▶バストアップ写真

殆どのプロダクションがバストアップと全身の写真を
要求します。何故かわかりますか?
バストアップでは主に顔を、全身ではスタイルを見るからです。
当たり前のことだと思うかもしれませんが、
メイクもしないで撮られている写真が多いのが残念です。
厚化粧はいけませんが、この重要な写真で落とされては
宣材を送った意味がありませんよね。
いいところは強調する、欠点はメイクで補う、
髪型や目の表情、唇の形、眉毛の形、鼻筋…など、
あなたはちゃんとそれらを実物以上に仕上げていますか?
また、送り先によって写真を変えていますか?

おおかた、宣材写真を撮るのだから撮影スタジオです。
担当者は実物よりもかなりいい仕上げになっていると
思いながら、あなたの写真を見ています。
なのに、それが魅力のない写真ならば、実物を低評価します。
当然のことだと思います。
デビューすれば本当にいい写真が撮れるようになります。
カメラマンさんの技術、修正の技術が優れているからです。
そこまでいいものにならなくても、せめて自分の魅力が
ちゃんと表現されていなければなりません。
そして、1度だめだった宣材を同じところへ送るのも
問題だと思います。
これにはちょっとした注意事項がありますが、
面談を受けた方にがお伝えしています。

▶▶▶全身写真

全身写真で残念だと感じることは衣装にあります。
せっかくスリムで見栄えするはずなのに、だっぽりと
全身を覆うような衣裳を着て撮影していること。
また、ちょっと太目な方もスタイルを隠そうとして
大きめの衣装で撮影したりしています。
これでは、どんな体型なのかさっぱりわかりません。
今多少太っていても、痩せることはできます。
どこのプロダクションでもそれは指導されます。
それに、体形というものは役者なら役柄で求められたり、
他のジャンルでも求められるポイントが違うのです。
痩せていればいいという時代は終わり、体形も「個性」
として需要があるということです。
だから、衣裳はスタイルがはっきりわかるようにすること
が本当に大切なんです。
また、手足が長い、首が細いことが意外とポイントに
なったりします。
これらは体系全体のイメージを細く見せますから、
もしあなたがこれらに当てはまるのなら、
より強調していいポイントと言えます。

通常、太目の方は首も太く短く見えます。
すると顔も大きく見え姿勢が悪く映ります。
写真は実際よりも太く見えますから、たとえ細身の方でも
この点は注意が必要なんです。
足を長く見せる為に下から撮った写真も注意が必要です。
顎が広く映り、顔が大きく見えてしまうからです。

と、本当に考え出したらきりがないほど、実は、
宣材写真をいいものに仕上げる工夫はあったりします。

では、少なくとも自分がどう思われたいかを
相手に伝わるような写真とはどんなものでしょうか。

ここには、あなたのビジョンが大きく関係しています。
例えばあなたが爽やかだけど内面の強い人の役がしたい、
などというイメージを持っているかどうか。
あらゆる役柄をこなせる役者になりたい、
可愛いけれど意地悪な女性という役者になりたい、
こうした具体的なビジョンが必要なんです。
それぞれそのイメージを持っていれば表情が決まりますね。
通常、宣材写真では派手に笑ったり表情を変えることは
タブーとされています。
でも、相手に自分のイメージを伝えることで、相手も
それを受け取ってくれることは1次審査通過に役立ちます。
大袈裟に表情を変えるのではなく、細かい表情の演出、
イメージに合った衣裳の選択とポージングは必須なのです。

仮にこれらの条件を揃えた上で1次審査を通過したなら、
あなたの狙いがそのプロダクションの欲しいタイプとわかる
また落選したのであれば、次回は違う宣材を送るべきです。
こうしていれば、次の戦略が見えてきますよね。

Shooting Starでは、面談時にこうしたアドバイスを個人的に実施

また、所属者には当然ながら更にあなたの「個性」と「魅力」を
徹底的に追及して探し出していきます
欠点だと思っていることが「魅力」だと感じる人はいる、
【第2回】でも伝えている通り、自分ではなかなか気づけない
ことが本当にたくさんあるのです。
それらは有名な役者さんやモデルさん達が証言していますね。
プロダクションは自社のタレントを売り込むのが仕事ですから、
当然のこととして必死になってタレントを育てます。
技術的なことよりも「印象」が優先されてデビューした人
たくさんいらっしゃいます。
また、美男美女だから売れる、ということもありません
もちろん芸能人としてある程度のクオリティは必要ですから、
あらゆる努力はしなければなりません。

でも、所属さえ決まったら、どんどん良くなるものです。
大切なのは、その素材として認められるかどうかです。
流行りのポージングで撮ったり、
簡略なアプリで加工した写真などを送るよりも、
規格にあった上で、「個性」がちゃんと見える、
相手がイメージを受け取れる宣材写真を、
とことん必死になって考え作成してください。
身近な人からのアドバイスも役立ちます。
思わぬ欠点なども見つけてくれるかも知れません。
いくつも写真を撮って、それぞれの仕上がりを評価してもらい、
どの写真がどんなイメージに見えるかなども参考に。

次回は「スターオーディション」の魅力
について書きたいと思います。

Shooting Starと一緒に考えてみよう!

【第1回】【第2回】【第3回】【第4回】


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2017-01-20

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